テキサスホールデムとは?
2枚の手札とテーブルに開かれる5枚の共通カードを使い、最強の5枚を作って勝負するのがテキサスホールデムです。この記事は“流れだけ”を短時間でつかめるようにまとめています。
テキサスホールデムは、世界で最も人気のあるポーカーのルールです。ラスベガスのカジノや世界大会「WSOP」でも採用され、初心者からプロまで幅広く遊ばれています。
OKIPOKAで紹介しているアミューズメントポーカーのお店でも、基本的にテキサスホールデムがメインゲームです。ポーカーを学ぶなら、まずこのルールを覚えれば大丈夫です。
以下では、ゲームの進行をわかりやすく順番に説明します。
1. ゲーム開始とブラインド
テーブルにはディーラーボタン(D)が置かれ、この位置を基準に進行します。ボタンの左から SB(スモールブラインド)、その左に BB(ビッグブラインド) を強制的に置いてスタートします。

ボタンの左にSB、その左にBBが座ります。
2. 手札(ホールカード)を配る
全員に裏向きのカードを2枚ずつ配ります(これがホールカード)。以降はこの2枚と共通カードを組み合わせて役を作ります。
3. プリフロップ(最初のアクション)
アクションは BBの左隣(UTG) から。各プレイヤーは次のいずれかを選びます。
- フォールド:降りる
- コール:BBと同じ額を出す
- レイズ:ベット額を上げる
4. フロップ(共通カード3枚)
テーブル中央に共通カードが3枚公開されます。ボタンの左から順に再びアクション。

5. ターン(4枚目)
4枚目の共通カード(ターン)が公開され、再度ベッティングを行います。

6. リバー(5枚目)
5枚目の共通カード(リバー)が公開され、最後のベッティングラウンドを行います。

7. ショーダウン
ベットが終わって複数名が残っていればショーダウン。手札2枚と共通カード5枚を自由に組み合わせ、最も強い5枚の役を作ったプレイヤーがポットを獲得します。

役の強さ(ハンドランク)
上に行くほど強い役です(覚えるのが不安でも大丈夫)。

まとめ
- 2枚の手札と5枚の共通カードを組み合わせて役を作る
- SBとBBの強制ベットから毎ハンドがスタート
- プリフロップ → フロップ → ターン → リバー → ショーダウン の順で進行
- 最後に最も強い5枚の役を作った人が勝ち
「まずは雰囲気だけ見たい」「実際に触って覚えたい」という方でも、道具はお店に揃っているので、手ぶらでOK。気軽に体験しに行ってみるといいかもしれません。
ポーカーの魅力はその自由度にもあります。
仲間とワイワイ楽しむライトな遊び方もあれば、心理戦として駆け引きを味わうこともできます。
さらに、ゲーム理論を応用して戦略を突き詰めれば、知的な競技としての奥深さも体験できるでしょう。
自分に合ったスタイルで楽しめるのが、ポーカーの大きな魅力です。
基本用語(はじめに覚えるところ)
カテゴリ | 用語 | 意味 |
---|---|---|
アクション | フォールド | 手札を捨ててゲームから降りる |
コール | 直前のプレイヤーと同じ額を出して参加する | |
レイズ | 直前の額より多くベットして上乗せする | |
チェック | 誰もベットしていないときに、お金を出さずに回す | |
オールイン | 持っているチップをすべて賭ける | |
ルール | ディーラーボタン | 親を示す位置。進行の基準 |
スモールブラインド (SB) | ボタン左隣が強制的に出す小さいベット | |
ビッグブラインド (BB) | SBの左隣が強制的に出す大きいベット | |
シチュエーション | プリフロップ | 手札2枚が配られた直後のターン |
フロップ | 共通カードが3枚公開されるターン | |
ターン | 共通カード4枚目が公開されるターン | |
リバー | 共通カード5枚目が公開される最後のターン | |
ショーダウン | 残ったプレイヤーが手札を公開して勝敗を決める |